第1章 緒言
第2章 ゴム工業
2.1 含硫黄ゴム
(1) 多硫化ゴム
(2) ハイパロン
(3) 液状ゴム(チオコールLP)
(4) スルホン化EPDM(SEPDM)
2.2 含硫黄配合剤
(1) 加硫剤
① ジエン系ゴムの加硫剤
② 硫黄とは
③ 日本での硫黄の生産
④ 我が国のゴムの誕生の地(硫黄加硫)
⑤ 不溶性硫黄
⑥ 不溶性硫黄の製造
⑦ 単体硫黄と不溶性硫黄の熱的挙動の相違
⑧ NRの不溶性硫黄加硫におけるステアリン配亜鉛の挙動
⑨ 環状ヘキサスルフィドによるゴム加硫
⑩ 環状ポリスルフィドによる天然ゴムの加硫
⑪ 高分子量アミン加硫促進剤
⑫ 多硫化ゴムによるCRのSelf架橋
⑬ 加硫剤の種類
⑭ 含ハロゲンゴムの加硫剤
⑮ ビスムチオールによる含ハロゲンゴムの加硫
⑯ 動的架橋(TPV)
⑰ 冷加硫(低温硫黄加硫)と高温高速加硫
⑱ 高温架橋
⑲ 硫黄加硫について
⑳ リモネン及び誘導体による架橋
㉑ ゴム・エラストマーの加硫例
(2) 加硫促進剤
① 亜硫酸カルシウムの反応
② ジフェニルジテルリドによるゴムの加硫
③ 加硫促進剤の合成
④ スルフェンアミドの置換基効果
⑤ ブタジエン-スチレンエラストマーコンポジットの硫黄バルカニゼーション促進剤としての新規イオン液体
(3) 素練促進剤
(4) リターダー(スコーチ防止剤)
(5) 老化防止剤
① 老化防止剤の反応性
② 加工安定剤
(6) サブ(ファクチス)
(7) シランカップリング剤
(8) その他
第3章 プラスチック工業
3.1 含硫黄プラスチック
(1) ポリフェニレンスルフィド(PPS)
(2) ポリスルホン(PSU)
(3) ポリエーテルスルホン(PES)
(4) ポリアミンスルホン(PAS)
(5) ポリチオフェン
3.2 新しい含硫黄ポリマー
3.3 含硫黄配合剤
(1) 酸化防止剤
(2) 硫黄系,リン系酸化防止剤の相違点
(3) 硫黄系酸化防止剤の特性
(4) ポリスルフォン—ZnOナノ複合体
3.4 高分子ゲル
第4章 スルフィルイミンの有効利用
第5章 硫黄の用途
5.1 マッチ
5.2 火薬
5.3 コンクリート
5.4 医薬品
5.5 チオフェン(オリゴチオフェン)
5.6 アミノ酸
5.7 食品
5.8 農薬
5.9 天然物
5.10 潤滑油添加剤
5.11 プラスチックレンズ
5.12 導電性モノマー
5.13 電池
5.14 エボナイト
5.15 硫酸
5.16 抗ガン剤
5.17 その他
5.18 硫黄の将来の用途
第6章 おわりに
付録