超分子架橋構造を駆使した高分子材料の近年の動向に触れつつ、学術的な基盤から具体的な産業界への応用展開(汎用材料への添加剤としての超分子)まで、俯瞰的に超分子材料の知識・ノウハウを習得することを目的とします!
こちらは2025/4/17実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます。
1. 高分子の新材料について
1-1. 重合反応とその制御
1-2. 共有結合による高分子の架橋
1-3. 分子間相互作用を利用した機能化
(1) 選択的接着による高分子材料の自己組織化
(2) 異種材料間の接着
2. 超分子材料 ~ ホストゲスト相互作用による高分子ネットワーク
2-1. 可逆性架橋構造
2-2. 可動性架橋構造
2-3. ホストゲスト架橋の複合ネットワーク化
2-4. 異種材料との複合化
3. 自己修復材料開発について概観
3-1. マイクロカプセルを用いた自己修復性材料
3-2. 光刺激を用いた自己修復性材料
4. 可逆的結合を用いた自己修復性高分子材料の動向
4-1. Deals-Alder反応を用いた自己修復性材料
4-2. 水素結合を用いた自己修復性材料
4-3. 金属配位を用いた自己修復性材料
4-4. 動的共有結合を用いた自己修復材料
5. ホスト-ゲスト相互作用の自己修復性材料への展開 ~ 強靭化も見据えて
5-1. ホスト-ゲスト相互作用を用いた自己修復材料の材料設計
5-2. ホストポリマーとゲストポリマーを用いた自己修復材料
5-3. ホスト-ゲストポリマーによる自己修復性機能
5-4. 犠牲結合が拓く力学特性
5-5. ゲルからバルク材料へ ~ あらゆるポリマーへの展開
5-6. 架橋点が自由に動く材料の力学特性
6. 超分子材料研究の機能化最前線
6-1. 超分子によるハイブリッド材料化
6-2. 刺激応答性素材
6-3. 超分子添加剤としての萌芽
7. 超分子材料の産業界への展開
7-1. 新規事業を成功させるまで
7-2. 自己修復材料の市場ニーズ
8. 超分子材料の開発 ~モノマー合成から超分子材料ができるまで~
8-1. ホスト、ゲスト分子の量産化
8-2. 強くて乾かない自己修復性ゲル「ウィザードゲル」の開発
8-3. 強度を飛躍的に向上させた
自己修復性エラストマー「ウィザードエラストマー」の開発
8-4. 使用環境への配慮 ~ 無毒劇物化・疎水化
9. 超分子材料の良さをあらゆる材料へ
9-1. 汎用樹脂の機能性向上が可能なポリマー強化/機能化添加剤の開発
9-2. 超分子材料のニーズと取り組むべき方向性
9-3. 今後の展望