☆MOFの基礎および合成・特徴と代表的な応用例、MOFを実際に利用する際の課題や注意点を解説します。
☆新規MOFの合成を行う際に機械学習を活用した取り組みも紹介します。

金属有機構造体(MOF)の基礎と応用:新規MOFの開発に関する最新動向【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー概要
略称
MOF【WEBセミナー】
セミナーNo.
2412114
開催日時
2024年12月20日(金) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
関西学院大学 理学部 教授 博士(工学) 田中 大輔 氏

【専門】
無機化学 材料化学

【略歴】
2021-現在 関西学院大学 理学部 化学科 教授
2015-2021 関西学院大学 理工学部 化学科 准教授
2010-2015 大阪大学 大学院理学研究科 化学専攻 助教
2008-2010 アーヘン工科大学 博士研究員(M. Moeller研究室)
2008.3 京都大学大学院工学研究科 博士後期課程修了・博士(工学)
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・資料付(PDFデータでの配布)
 ※紙媒体での配布はございません。
 ※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
講座の内容
受講対象・レベル
MOFの開発や応用に興味を持つ技術者
必要な予備知識
高校基礎レベルの化学の知識を前提とします
(例:元素記号や有機分子の構造式、簡単な化学反応式などが理解できるレベル)。
習得できる知識
近年発展が著しいMOFに関する研究開発をスタートしたいと考えられている方やMOFとはどのようなものなのか大枠を理解したいと考えられている方が想定される受講者です。
MOFの分野で用いられている専門用語や考え方に関する知識が得られ、MOF研究の進め方が理解できます。
本セミナーを受講することで、MOFの専門的な文献を読み解くための基礎知識を習得することができます。
趣旨
配位高分子(Coordination Polymer = CP)は金属イオンと有機架橋配位子からなる結晶性の有機-無機ハイブリッド材料であり、多彩な結晶構造に基づく優れた機能の発現が期待される新しい物質群である。特に、金属と架橋配位子が形成するネットワーク中に細孔を有するCPは、金属‐有機構造体(Metal-Organic Framework = MOF)もしくは多孔性配位高分子(Porous Coordination Polymers = PCP)の名で広く認知され、新しい多孔性材料として世界中で活発に研究開発が進められている。特にこの20年でカルボン酸を架橋部位に持つ有機配位子を用いたMOFの合成研究は膨大な数が行われ、様々な構造を持つ新たなMOFが報告されている。本講演では、MOFの合成と特徴の概説と代表的な応用例を紹介する。さらに、新規MOFの合成を行う際に機械学習を活用した我々の取り組みも紹介する。本講演を受講することで、近年進展が著しいMOFの分野における専門用語の意味が理解できるようになると共に、MOFを実際に利用する際の課題や注意点を概観することができる。
プログラム

0.MOFとはなにか

1.MOF合成の考え方
 1-1 電荷が全体で中性になっている
 1-2 合成直後に包摂している溶媒を抜いても構造が安定
 1-3 超分子異性体の作り分けができている

2.MOFの3つの特徴
 2-1 比表面積が高く均一な細孔構造
 2-2 優れた設計性(細孔のデザイン)
 2-3 構造が柔らかい

3.機能の例
 3-1 マイクロ孔によるガス吸蔵
 3-2 CO2の分離
 3-3 水の捕集

4.機械学習を活用した新規MOFの探索方法の紹介
 

キーワード
MOF,有機構造体,金属,CO2分離,機械学習,多孔性材料,講演,セミナー,研修
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