結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 【LIVE配信】
ー特に振動分光法を用いた解析例の紹介を中心にー

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

【アーカイブ配信受講:4/25(金)~5/9(金)】を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
結晶性高分子【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年04月24日(木) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
滋賀県立大学 工学部材料化学科 講師 博士(工学) 木田 拓充 氏
【ご専門】
 高分子材料物性
【学会関係】
 日本レオロジー学会 代表委員・編集委員
 プラスチック成形加工学会 編集委員
 高分子分析研究懇談会 運営委員
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
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会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・資料付(PDFデータでの配布)
 ※紙媒体での配布はございません。
 ※無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、→こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては→こちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・製造業務に携わって2~3年の若手技術者や新人の方、および中堅の方。
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・結晶性高分子の高次構造の特徴を理解できる。
・結晶性高分子の構造と物性の関係を理解できる。
・分光法を用いた結晶性高分子の構造解析を習得できる。
趣旨
ポリエチレンやポリプロピレンなどの結晶性高分子材料は我々の身の回りで数多く用いられる汎用材料であり、用途に合わせて物性をさまざまに制御することが求められる。しかし、結晶性高分子はnmからμmスケールにわたる複雑な階層構造を形成し、各構造が物性に影響を与えるため、結晶性高分子の物性を制御するためには構造と物性の関係を理解することが必要不可欠である。
 本講座では、結晶性高分子の階層構造を説明し、各構造が物性に与える影響について紹介する。特に、一軸・二軸延伸過程で生じる構造変化を踏まえた構造と物性の関係について説明する。さらに、赤外・ラマン分光法を用いた結晶性高分子の構造評価法についても詳しく説明する。
プログラム

1.    はじめに
  1-1高分子材料とは
  1-2 分子量と分子量分布
  1-3 立体規則性
  1-4 結晶性と非晶性の高分子
  1-5 一般的な高分子の構造

2.    結晶性高分子の高次構造
〇 2-1 静的結晶化挙動         
〇 2-2 ラメラ周期構造とタイ分子    
  2-3 結晶性高分子の非晶構造
  2-4 球晶構造
〇 2-5 流動結晶化挙動 (分子鎖の緩和)  
  2-6 結晶構造の緩和挙動, 融解挙動
  2-7 各種構造の代表的な解析手法 (DSC, WAXD, SAXS, SALS)

3.    結晶性高分子の構造と物性
〇 3-1 弾性率と強度         
  3-2 応力–ひずみ挙動 
〇  (降伏変形, ひずみ硬化, 破壊)  
〇 3-3 劣化による構造・物性の変化   
  3-4 熱膨張率
  3-5 ガスバリア性

4.    振動分光法を用いた構造解析
  4-1 振動分光法の基礎
  4-2 赤外分光とラマン分光の違い
  4-3 分子配向状態の評価 
〇  (配向関数、配向分布関数)      
  4-4 分子鎖応力負荷状態の評価
〇  (ピークシフト量、半値幅)      
〇 4-5 構造状態の評価 (結晶度、中間層分率)
  4-6 流動光学(Rheo-optics)を用いた構造解析の事例

※○がついている項目は重点的にお話する予定

キーワード
結晶性高分子,高次構造,物性,振動分光法,解析,セミナー,講演,研修
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