2025年03月19日(水)
13:00~17:00
青山学院大学 理工学部 電気電子工学科
名誉教授 / 客員教授 / プロジェクト教授 工学博士
橋本 修 氏
【略歴】
1986年 東京工業大学大学院 理工学研究科 電気・電子工学専攻 博士課程修了(工学博士)
1994年 イリノイ大学客員研究員
1997年 青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授
2012年 青山学院大学 理工学部長・理工学研究科長
2016年 青山学院大学 副学長
2007年 電子情報通信学会 マイクロ波研究専門委員会 委員長
2009年 IEEE MTT-S Japan Chapter Chair
2011年 電子情報通信学会 エレクトロニクスシミュレーション研究専門委員会 委員長
2011年 電子情報通信学会 APMC国内委員会 委員長
2015年 電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ会長
【その他 活動・受賞】
電子情報通信学会フェロー、電気学会フェロー、電子情報通信学会業績賞受賞、電気学会業績賞受賞、IEEE会員など
【研究分野】
マイクロ波・ミリ波計測工学、環境電磁工学、電波応用技術、シミュレーション技術の研究などに従事
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,840円(税込)
学生: 39,600円(税込)
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,840円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)
※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
※資料付
※講義中の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL
(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・シミュレーションを始めたばかりの方から、ある程度、研究・開発に役立てている方
・業務に活かすため、シミュレーションについての知見を得たいと考えている方
・市販のシミュレーシターなどで研究・開発に取り組んでいるが、その基礎的な原理を知りたい方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です
市販のシミュレーシター解析などで主流である下記の解析法の基礎的な原理や原則の知識がえられる。
・差分法(FD)における差分式の導出法や計算方法
・時間領域差分法(FDTD)にける差分式の導出法や計算法
・有限要素法(FEM)におけるエネルギー最小の原理による定式化と計算法
・モーメント法(MoM)におけるノルム最小の原理による定式化や計算法
最近のコンピュータの高速化や大メモリーを背景に電磁界のシミュレーション技術は急速な進歩を遂げ、研究や開発に欠かせないものとなってきているように思われる。中でも市販のシミュレーションスールの精度は極めて向上し、ユーザーに取っては、大変に便利なものになっている。しかし、そのシミュレーション技術の原理や原則を知ることなく使用しているケースも多いように思われる。ブラックボックス化されているようにも見えるソフトから答えが出たとき、その原理を知っていればある程度、答えの精度などに関する検討ができるケースもあると思われる。
そこで、このセミナーでは、電磁界解析の主流である差分法(FD)、時間領域差分法(FDTD)、有限要素法(FEM)及びモーメント法(MoM)に着目し、その基礎的原理や原則について、その理解を助ける例題などにもふれて解説する。また、FDTD法については、電子レンジや伝送路などの解析例なども紹介する。
1.差分法
1.1 差分とは
1.2 ラプラスの方程式
1.3 例題
2.時間領域差分法
2.1 空間と時間の差分化
2.2 解析例
2.3 例題
3.モーメント法
3.1 基礎事項
3.2 分類
3.3 例題
4.有限要素法
4.1 定式化
4.2 解析例
5.FDTD法の解析例
5.1 電子レンジ、伝送路、自由空間解析など
□ 質疑応答 □