水中音響/音波伝搬・信号処理技術の基礎からその応用と課題まで【WEBセミナー】
~音波伝搬特性を把握する~

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セミナー概要
略称
水中音響/音波伝搬【WEBセミナー】
セミナーNo.
tr250104
開催日時
2025年01月28日(火) 13:00~17:00
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
価格
非会員: 51,700円(税込)
会員: 51,700円(税込)
学生: 51,700円(税込)
価格関連備考
お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。
備考
★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
講座の内容
趣旨
 海中を伝搬する音波は水温・塩分・水圧(深度)変化の影響を受け,空中に比べるとより大きな屈折を生じ,さらに海面・海底等での反射や散乱も伴うため複雑な音場が形成されることになります.このためソナーの探知能力も海洋環境に大きく左右されることから,その効果的な運用には音波伝搬特性の把握が不可欠であり,講演前半ではこれらの基本的な関係を分かりやすく解説します.また,後半は魚群探知機のように既製品として入手可能な廉価なソナーを利用し,港湾内外や沿岸域での密漁者・不審物の探知や音響無線遠隔操作式水上・水中ドローンへの活用を図った研究成果等を紹介します.
プログラム

【基本編】
 1 海洋音響環境

  1.1 水温・塩分・水深変化と音速分布
  1.2 内部波の観測結果

 2 海中音波の伝搬特性
  2.1 波動方程式と伝搬損失
  2.2 スネルの法則と音線法
  2.3 海水の吸収損失
  2.4 海面反射とロイドミラー効果
  2.5 海底反射損失の周波数特性
  2.6 ノーマルモード法
  2.7 海底地形変化の音波伝搬への影響

 3 海洋音響トモグラフィー
  3.1 合成開口音響アレイ
  3.2 インバージョン法
  3.3 浅海域での伝搬計測とシミュレーション評価

 4 パルス信号波形の伝搬変化
  4.1 伝搬に伴うパルス波形変化(群速度の周波数特性)
  4.2 極浅海域での伝搬計測とシミュレーション評価

【応用編】
 5 遠隔操作式水上無人機

  ~ソナーを用いたアマモ群落の調査~

 6 海中セキュリティ対策用装置
  ~サイドスキャンソナーを利用した不審者・テロ対策~

 7 遠隔操作式水中無人機
  ~M系列音響信号を利用した水中通信・制御~

 8 自律移動式水上無人機
  ~水中移動体の自動探知・自律追随~

 9 極浅海域での時間反転波を利用した海中探知方式
  ~時間反転波を利用した水中移動体の探知~

 10 水路管変形部の検出
  ~合成開口音響アレイを利用した水路管変形部の特定~

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