本セミナーでは、量子ドットの基礎的物性や合成法をノーベル賞の受賞経緯も交えて概説するとともに、実用化で直面する耐久性の問題と解決法を解説する。

量子ドットの合成・評価、耐久性向上とディスプレイ等への応用動向【東京開催】
基本的な物性、粒成長メカニズム、合成法、特性評価法、耐久性向上、各応用分野と今後の課題・展望

本セミナーは、「会場受講」の他、「ライブ受講」がございます。
WEBで受講したい方はこちらからお申し込みください。

セミナー概要
略称
量子ドット【東京開催】
セミナーNo.
st250401
開催日時
2025年04月09日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
開催場所
講師
(株)量子材料技術/国立研究開発法人 産業技術総合研究所(兼業)取締役CTO/
関西センター 村瀬 至生 氏
[プロフィール]
 日立製作所中央研究所で、超高密度光メモリーの研究。博士(工学)を取得。産総研に転職して、主に関西センターに勤務。蛍光性のコロイド量子ドットに着目し、耐久性向上と毒性回避を主要な研究テーマに設定。研究成果をもとに、産総研から許可を得て技術移転ベンチャーを設立。
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,020円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
製本テキスト(セミナー当日に会場にて配布)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
講座の内容
受講対象・レベル
・量子ドットテレビの開発者・技術者
・医療用の蛍光試薬の研究開発者
・ナノテクノロジー関連の研究開発者
・新規事業/新規技術テーマの調査・探索担当者 ほか
習得できる知識
・量子ドットの基本と考え方、特徴、近年の研究の経緯、
・コロイド量子ドットの作製方法、サイズの制御技術、評価方法、ガラスコート技術
・ガラス表面の修飾技術
・量子ドットの耐久性向上に関わる技術情報
・量子ドットの各分野への応用・最新動向と将来展望 ほか
趣旨
 コロイド法(溶液法)で作る量子ドットは、2年前にノーベル化学賞に選ばれた分野である。蛍光体としてのこの10年の進展は著しく、発光効率などの特性が飛躍的に向上して価格が劇的に低下し、量子ドットテレビとして実用化されて、家電量販店でも良く見られるようになった。
 本講座では、量子ドットの基礎的物性や合成法をノーベル賞の受賞経緯も交えて概説するとともに、実用化で直面する耐久性の問題と解決法を解説する。量子ドットは、表面の割合(体積に対する表面の比率)が大きく、表面の僅かな欠陥で発光特性が変化する。この表面の状態をより深く理解し、耐久性を上げるために蓄積してきたガラスコートの手法を、他の最新の研究とも比較しながら、講演者独自の見解を加えて解説する。
プログラム

1.量子ドット研究分野の概観
 1.1 量子ドット研究の経緯とノーベル化学賞
 1.2 ドープされた量子ドットで期待されたこと

2.量子ドットの基本的な物性と粒成長メカニズム
 2.1 物理的、化学的性質(量子サイズ効果など)
 2.2 エネルギー準位の計算方法と留意点
 2.3 量子ドットのサイズと濃度の求め方
 2.4 粒成長メカニズムと発光効率

3.各種量子ドットの合成法・特徴と留意点
 3.1 親水性CdTeの合成法
 3.2 親水散性ZnSeと光化学反応を利用したシェルの付加
 3.3 疎水性CdSeの合成と発展
 3.4 疎水性InPの合成と最近の進展
 3.5 ハロゲン化鉛ペロブスカイト、硫化鉛およびカルコパイライト

4.量子ドットのガラスマトリックスへの各種分散法
 4.1 バルク体への量子ドット分散
 4.2 薄膜への高濃度分散
 4.3 微小ガラスカプセル中への分散・安定化

5.量子ドットの各種特性評価の方法
 5.1 単一分子検出法の発明の経緯ともう一つのノーベル賞
 5.2 単一粒子検出とブリンキング
 5.3 発光効率(量子収率)の計算法
 5.4 耐光性の測定・評価法

6.耐久性向上の具体策
 6.1 ポリマーを用いる方法
 6.2 イオン結晶による閉じ込め
 6.3 アルミナ薄膜による被覆
 6.4 ガラスカプセル化

7.量子ドットの各応用分野と今後の課題・展望
 7.1 ディスプレイ用蛍光体としての量子ドット
 7.2 量子ドットを用いた医療用の蛍光試薬

8.量子ドットを巡るよくある質問と回答
 8.1 量子ドットディスプレイと有機ELディスプレイの違い
 8.2 ガラスカプセルの具体的使用法、量産性と価格
 8.3 カドミウム使用の制限(RoHS指令)について

9.まとめ

□ 質疑応答 □

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