自動車工学および走行力学の基礎と最新自動車技術【WEBセミナー】
~走行特性・制御技術の基礎からEV・自動運転の現状と展望までを徹底解説~

アーカイブ配信付

セミナー概要
略称
自動車工学【WEBセミナー】
セミナーNo.
st250511
開催日時
2025年05月27日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
工学院大学 名誉教授 博士(工学) 野崎 博路 氏
専門:自動車の運動と制御、人間・自動車系
ホームページ: https://sites.google.com/view/nozaki-hiromichi

1980年芝浦工業大学工学研究科機械工学専攻修士修了。同年、日産自動車(株)入社。車両研究所等にて操縦安定性の研究開発に従事。2001年に大学教員となり、自動車の運動と制御の研究、特に、自動車の限界コーナリングと制御の研究および開発を行い、自動車運動制御技術において、外界情報フィードバックとシャシー制御の連動等について研究をしている。
現在、工学院大学名誉教授。自動車技術会フェロー。日本自動車殿堂副会長。
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,040円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・普通自動車、大型自動車、特殊⾞両などの輸送機器などにおける 自動車の研究開発に携わる⽅のうち、新⼈・若⼿・中堅の⽅。                                                           
・自動車の設計など自動車の機械設計開発に携わる⽅のうち、新⼈・若⼿・中堅の⽅。                  
・自動車部品や自動車試験機の開発、設計に携わる⽅で、自動車の運動と制御にご興味がある⽅。         
・自動車の自動運転制御に新規参⼊される企業の技術者の⽅、自動車開発等を⾏っている技術者の⽅、または自動車⼯学の履修経験がなく、就職してから本分野を学ぶ必要があると考える学生・社会人の⽅。              
・⼯業⾼校、⾼専、⼤学の⼯業系専攻にて機械⼯学を履修済み程度の知識がある⽅で、自動車⼯学にご興味がある⽅。                                                                    
・自動車⼯学を履修済み程度の知識をお持ちで、自動車⼯学について復習したい⽅。                      
・自動車⼯学に関する研究開発動向を俯瞰したい⽅。                                         
・本講義では、演習は⾏いませんが、⾼校までの数学・物理の知識があれば理解が深まります。
習得できる知識
・「走る、曲がる、止まる」という、自動車の基本となる機能と技術を中心に、自動車工学の幅広い知識が修得できます。                                                                        
・進化する自動車のメカニズムや自動車の運動をコントロールする最先端技術についても把握できます。      
・自動車に関する機械設計(開発)の実践的応用について、最新の事例を通じていくつかヒントが得られます。    
・自動車の運動と制御についても、自身が開発した技術動向等を把握できます。                     
・自動運転についても把握できます
趣旨
 本講座では、自動車の走行力学と性能に関する基本的な原理・理論の理解を⽬的としています。また、「⾛る、曲がる、⽌まる」という、自動車の基本となる機能と技術を中心に紹介します。自動車の技術の発展は⽇進⽉歩でめざましいものがあります。                                                   
                                                                       
 そこで、本講座では、自動車に対する基礎理論を広く確認することはもちろん、それぞれについての新しい技術についても紹介します。例えば今⽇は、ドライビングシミュレーターを⽤いた研究開発が盛んになってきており、その内容についても紹介しています。具体的には、操縦性・安定性、乗り⼼地・振動、制動性能のほか、走行抵抗と動⼒性能、新しい技術など、「走り」を中⼼に解説します。                                   
                                                                       
 すなわち、本講座は、自動車⼯学の基礎、そして、走行⼒学の全体像がつかめる内容です。さらに、近年、自動車業界で非常に力を入れている、電気自動車(BEV、FCEV、ハイブリット車等)、及び、自動車運動制御と自動運転の連動、そして、自動運転技術(自動運転の概要、自動運転の認知・判断・制御のアルゴリズム、自動運転の今後の課題と展望)についてもご紹介します。                            
(受講に当たっては、自動車の運動と制御に関心があると理解が深まります。)
プログラム

1.タイヤの⼒学
 1.1 コーナリングフォース特性、セルフアライニングトルク特性
 1.2 制・駆動時のコーナリングフォース特性、スリップ率 〜コーナリングフォース特性~
 
2.操縦性・安定性 

 2.1 ステアリング、サスペンション
 2.2 操縦性・安定性の⼒学、及び、評価

3.乗り心地・振動
 3.1 乗り心地、振動、騒⾳
 3.2 バウンス系(上下動系)のチューニングについて

4.制動性能
 4.1 ブレーキ装置
 4.2 制動⼒学、制御装置、ブレーキの効き
 
5. 走行抵抗と動⼒性能

 5.1 走行抵抗
 5.2 動力性能
 
6.新しい自動車技術

 6.1 新エネルギー自動車
 6.2 自動車の安全性、これからの自動車技術
 
7. ⼈- 自動車系の運動

 7.1 ドライビングシミュレーター
 7.2 ドライバーモデル、ドライバー特性
 
8.ドライビングシミュレーターの更なる研究と応⽤

 8.1 トヨタのドライビングシミュレーター他
 8.2 ドリフトコーナリング対応ドライビングシミュレーター
 
9.新世代の自動車技術について

 9.1 電気自動車について(BEV、FCEV、ハイブリット⾞等)
 9.2 自動車運動制御と自動運転の連動
 9.3 自動運転技術について(自動運転の概要、自動運転の認知・判断・制御のアルゴリズム)
 9.4 自動運転の今後の課題と展望

□質疑応答□

関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索