やっかいなバイオフィルムを早く見つけ出し、除去・殺菌・滅菌し、根絶するために
日々バイオフィルムにお困りの微生物の専門家ではない皆様にわかりやすく解説

微生物が作るヌメリ(バイオフィルム)の形成制御、防止・洗浄技術【WEBセミナー】
~バイオフィルムが引き起こす汚染の根絶を目指して~

セミナー概要
略称
ヌメリ【WEBセミナー】
セミナーNo.
st241205
開催日時
2024年12月12日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授 博士(工学) 松村 吉信 氏
価格
非会員: 37,400円(税込)
会員: 35,640円(税込)
学生: 37,400円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 37,400円(税込)
会員価格:1名につき 35,640円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
PDFテキスト(印刷可・編集不可)

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・微生物汚染でお困りの方
・食品製造および医薬品製造分野等における衛生管理者
・抗菌剤・衛生管理用品・除菌装置等の抗菌関連製品開発者
習得できる知識
・微生物やバイオフィルムの基礎
・ヌメリ・バイオフィルム制御の現状
趣旨
 微生物が形成するヌメリ(バイオフィルム)は一見単純な汚れと認識されるものの、なかなか完全に除去することは困難である。バイオフィルムには生きた微生物細胞が含有しているため、生長し、場合によっては他の場所にも移動する。つまり、バイオフィルム汚染を根絶するためには、できるだけ早く見つけ出し、除去あるいは殺菌・滅菌する必要がある。
 本講義ではバイオフィルムが形成する環境、バイオフィルムの構造から形成過程、形成制御や洗浄・殺菌について、微生物の専門家でない方にもわかりやすく説明を加えたい。また、バイオフィルムを理解する上で重要となる一般的なバクテリア細胞(浮遊細胞)の特徴や性質、さらには浮遊細胞の抗菌処理法についても解説したい。一方で、バイオフィルムの形成環境によってバイオフィルム対策は異なるものとなるでしょう。個別対策に必要となるバイオフィルムの検出法や評価法についても紹介し、これらを通して、皆様のバイオフィルム対策にお役に立てていただきたいと考えております。
プログラム

1.微生物制御と「ぬめり」に関わる微生物
 1.1 一般的な微生物制御法
 1.2 微生物の分類
 1.3 生長する「ぬめり」(バイオフィルム)

2.微生物の生活環
 2.1 細菌細胞の構造
 2.2 一般的な微生物細胞の生活環?
 2.3 微生物の生育に必要な環境条件
 2.4 細菌細胞の特徴とストレス耐性

3.「ぬめり」の原因とバイオフィルム
 3.1 バイオフィルムが形成する環境について
 3.2 バイオフィルム構造
 3.3 バイオフィルムのストレス耐性
 3.4 バイオフィルム形成・成熟過程
 3.5 バイオフィルム形成および崩壊に関わる情報伝達システム

4.バイオフィルム評価法
 4.1 コロニーカウント法の問題点
 4.2 蛍光顕微鏡を用いた細胞検出と生死判定
 4.3 Flow cytometory法による細胞検出と生死判定?
 4.4 微生物の同定法
 4.5 次世代シーケンサーを用いた細菌叢解析
 4.6 バイオフィルム評価法

5.「ぬめり」・バイオフィルム対策
 5.1 バイオフィルムと付着表面の構造
 5.2 バイオフィルム制御・防止技術

6.今後のバイオフィルム研究とその活用

質疑応答

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