★これから始める学ぶ人も、さらなる理解を深めたい人も必見!

固体NMRの基礎・原理から測定・解析ノウハウまで【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

【アーカイブ配信受講:4/24(木)~5/9(金)】の視聴を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
固体NMR【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年04月23日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
東京科学大学 生命理工学院 石井研究室 助教 理学博士 松永 達弥 氏
<ご専門>固体NMR
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・資料付(PDFデータでの配布)
 ※紙媒体での配布はございません。
 ※無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・これから固体NMRを始めたい方や、既に固体NMRを使った事があるが理解を深め自身で測定を計画・実行できるようになりたい方。
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。一部、基礎的な量子力学を絡めた原理説明が入りますが、予備知識なしで分かるレベルにしたいと思います。
習得できる知識
・NMR測定原理の全体的な理解
・固体NMRの基礎測定の理解
・固体NMR測定の手順や注意点
・JEOL製NMRソフト(Delta)の使用法
趣旨
 近年、核磁気共鳴法(NMR)は自動化が進み、溶液NMRであれば簡単なセッティングだけで官能基の帰属に使えるスペクトルが得られる手軽な手段となりました。一方で、測定の原理や各パラメータの意味に触れる機会は減っている様に思います。これは固体NMRでは特に大きく、固体NMRや新しい測定法の利用の障害となっていないでしょうか?本公演では、NMRの原理と基本的な固体NMR測定方法を学ぶことで、皆様が必要とするNMR測定を深めよりよいNMRの活用につなげていただく事を目的としています。
 本公演では最初にNMR全般の原理・基礎を解説します。続いて固体NMRの特徴と、基礎技術となる高分解能化手法であるMAS法、感度向上法であるCP法、固体NMRにおけるDecoupling法の説明を行った後、初期セットアップから高速MAS法を使った高分解能タンパク質測定・解析までの手順を紹介します。これから固体NMRを始めたい方やNMRへの理解を深めたい方への一助となれば幸いです。
プログラム

1. NMRの基礎
 1-1. NMRの原理
  (1) NMR信号の正体
  (2) NMR信号の観測方法(パルス測定法)
  (3) NMR信号に関わる相互作用
    (化学シフト、J-coupling、双極子相互作用、四極子相互作用)
 1-2. NMR測定装置
  (1) 超伝導磁場と保守について
  (2) NMRプローブと室温シム
  (3) 分光計
 1-3. 1次元測定と多次元測定
  (1) 1次元測定と主な測定パラメータ
  (2) 多次元測定の原理
 1-4. NMR信号の計算

2.固体NMRの特徴と主な測定
 2-1. 固体NMRと溶液NMRの違い
  (1) 相互作用の異方性
  (2) MAS法を使った高分解能固体NMR
  (3) 緩和の時間スケールの違い
 2-2. CPとDecoupling
  (1) CPMAS測定の原理と最適化
  (2) 固体NMRにおけるハイパワー1H Decoupling
 2-3. 固体NMRプローブの種類と選び方
 2-3. 固体NMRの基礎セットアップ
  (1) 標準試料について
  (2) MASの実行とMAS角調整方法
  (3) パルス条件とCPの最適化
  (4) Decoupling条件
  (4) 温度校正
 2-4. 多次元CP測定
 2-5. 固体NMRのデータ処理
  (1) 基礎的な多次元フーリエ変換
  (2) 線形予測補完を使った高分解能化
  (3) Non-uniform sampling (NUS) を使った測定時間の短縮

3. タンパク質測定と信号解析
 3-1. サンプルのパッキング
  (1) 粉末試料の場合
  (2) 含水試料の場合
  (3) 常磁性イオンを使った測定時間の短縮
 3-2. 測定パラメータの最適化
  (1) 1H緩和時間の測定
  (2) 測定パラメータの最適化
  (3) 間接次元パラメータの最適化
 3-3. データベース利用とNMR信号の同定
  (1) 様々なデータベース
  (2) NMR信号の同定
  (3) 発展的な技術 信号予測/自動同定

4. まとめ

【質疑応答】

キーワード
NMR、固体NMR、MAS法、CP法、Decoupling法、測定、手順、セミナー、講演
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