静電気事故防止の基礎知識と静電気着火リスクアセスメントの方法と実例【WEBセミナー】
~静電気現象の基礎、事故事例からの教訓、科学的根拠に基づく静電気対策~

アーカイブ配信付

セミナー概要
略称
静電気【WEBセミナー】
セミナーNo.
st250515
開催日時
2025年05月29日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
東京電機大学 客員教授/静電気イノベーションズ 代表 大澤 敦 氏
【専門】静電気安全
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,040円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
可燃性物質を取り扱う事業場の安全管理者および作業者など
習得できる知識
静電気が原因とされる火災・爆発など事故を未然に防止するための知識が得られると期待される.
具体的には,静電気現象の基礎,事故にみる静電気着火の原因と傾向,静電気リスクアセスメント手法,静電気対策,静電気安全管理などである.
趣旨
 今日では,「安全」を保証するためにも科学的根拠に基づいてリスクを分析してから,適切な安全対策を実施するというリスクアセスメント(以下RA)の必要性がますます増加しています,こんなことから,我が国でもRA実施が労働安全衛生規則により義務となっています.
静電気の基礎が欠如しているとRAの的確な実施が難しいので,そのような事業場の安全管理者を支援するために国際規格のISO/IEC Guide 51 の流れに沿った科学的・系統的・網羅的な静電気リスク分析手法を開発しています.
本セミナーでは,静電気着火RAに必要な基礎も示して実施を支援するためのリスク分析手法を詳細に解説します.

 開発手法では,30個のチェック項目に沿ってそれに答えていけば,RAができるようにもしています.本手法を活用してもらうために,静電気安全の基礎,静電気対策,測定方法,事故事例の統計分析,物質物性データ等も含めて,的確に実施するためのガイドを包括的にまとめて提供しています.ガイドには,このチェック項目に沿ったRAシートも含まれています.今回は,RA実施に不可欠な静電気安全の基礎,50年間の静電気事故から得られた静電気ハザードの傾向,静電気RAを確実に実施するための手順,現場での実施例の順に,受講者がゆくゆくはこの静電気RA手法を活用できるようにわかりやすく解説します.
プログラム

1.静電気安全の基礎―リスクアセスメントのために
1.1 リスクアセスメント
1.2 静電気現象の基礎
 ・帯電(電荷分離,電荷緩和)
 ・静電誘導
 ・静電気放電
 ・静電気着火
1.3 静電気災害リスク低減策ー静電気対策
 ・静電気対策
 ・静電気対策技術
 ・着火防止対策技術
 ・測定と安全管理
 ・静電気対策の5つの原則
1.4 静電気リスクアセスメント
 ・静電気着火リスクアセスメント
 ・ガイド
 ・静電気着火ハザードの同定
 ・静電気着火リスク分析の手順

2.静電気事故に学ぶ―50年間の事故からの教訓
2.1 背景・目的
 ・静電気リスクアセスメントの現状
 ・リスクアセスメントへの応用→ハザード同定
2.2 事故のトレンド
 ・可燃性雰囲気
 ・帯電
 ・放電タイプ
 ・工程・作業
2.3 得られた新しい知識
 ・新知識のリスクアセスメントへの応用

3.静電気リスクアセスメント
3.1 ガイド
3.2 静電気着火リスク分析手法
 ・工程・作業のレビュー
 ・可燃性雰囲気形成ハザードの同定
 ・帯電ハザード同定
 ・静電誘導ハザード同定
 ・静電気放電ハザードの同定
 ・静電気着火リスク見積・評価
3.3 リスク低減策ー静電気対策

4.静電気リスクアセスメント実施例
4.1 液体への粉体投入

 5.静電気安全管理
 5.1 安全とは
 5.2 安全管理
 ・基準の準備
 ・安全点検
 ・測定管理
 ・安全教育・訓練
 ・安全は皆でつくる

□ 質疑応答 □

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