永久磁石同期モータの構造上の特徴を踏まえ、これを制御するために必要な知識について理論に基づいて説明します。なぜ「この制御法が用いられるのか」「この計算が行われるのか」「各種ゲインの値はこのように設計されるのか」といった業務上の疑問を解決!

永久磁石同期モータの制御系設計の基礎【アーカイブ配信】

こちらは2025/5/13実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます。

セミナー概要
略称
永久磁石モータ【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2025年05月14日(水)
配信終了日
2025年05月21日(水)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
中部大学 工学部 電気電子システム工学科 准教授 博士(工学)
松本 純 氏

【ご専門】
モータ制御
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは2025/5/13実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをご案内いたします。
 セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・これからモータ制御に携わる方、基礎からきちんと学びたい方(初心者)
・理論に基づくモータ制御システムの設計方法を学びたい方(初中級者)
必要な予備知識
・電気回路に用いられる記号が読める(抵抗・コイル・スイッチなど)
習得できる知識
・モータ制御系の設計法について、理論的な裏付けができる
趣旨
 永久磁石同期モータは高効率化ならびに小形化が容易なモータとして様々な分野で用いられており,今後もその適用分野は拡大することが予想されます。永久磁石同期モータは商用電源に直接接続しても回転しないため、インバータを介して運転する必要があります。このため、インバータをどのように動作させるか、すなわち、どのような電圧を印加して電流を流し、トルクや速度を制御するかといった制御系設計も非常に重要な役割を担います。
 本セミナーでは、永久磁石同期モータの構造上の特徴を踏まえ、これを制御するために必要な知識について基礎から応用までを理論に基づいて説明します。これにより、なぜこの制御法が用いられるのか、なぜこの計算が行われるのか、なぜ各種ゲインの値はこのように設計されるのか、といった業務上の疑問を解決していきます。
プログラム

1. 理想状態におけるモータ制御の基礎
   1-1. 永久磁石同期モータの構造と特徴
   1-2. 座標変換
      (1)α-β座標系の導入
      (2)d-q座標系の導入
   1-3. 永久磁石同期モータの数学モデル
   1-4. 電流制御器の設計
      (1)非干渉化制御
      (2)比例積分(PI)制御
   1-5. 速度制御器の設計

2. インバータを考慮したモータ制御の応用
   2-1. インバータの出力可能電圧
   2-2. 電圧利用率改善とリミット処理
      (1)電圧利用率とその改善法
      (2)電圧指令値のリミット処理
      (3)アンチワインドアップ制御
   2-3. デッドタイムとその補償法
   2-4. 電流指令値の生成
      (1)最大トルク/電流(MTPA)制御
      (2)弱め磁束(FW)制御

キーワード
永久磁石,モータ,モータ制御,インバータ,設計,セミナー,講演,研修
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