・サイコレオロジー(触感、使用感、質感)における測定の基本と留意点
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1. はじめに
1.1 製品開発の現場でのレオロジー的課題とは
2. 粘弾性モデルとレオロジー
2.1 レオロジー測定の基本
2.2 粘弾性体のモデルとレオロジー特性
・ 緩和弾性率と粘弾性体のモデル
・ 定常流急発進と粘弾性体のモデル
・ 動的粘弾性と粘弾性体のモデル
2.3 ラメラ基剤のレオロジーとラメラ構造の関係
・ 化粧品基剤とレオロジー
・ ラメラ基剤の構造とせん断下における変化
・ ラメラ基剤の構造変化の動的粘弾性からの予測
・ ラメラ基剤の構造の緩和弾性率からの推定
3. 分散系のレオロジー
3.1 分散系レオロジーの分かりにくさ:非単調性
3.2 分散系レオロジーの基礎
・ チキソトロピーと粘度変化の方向性
・ リキッドファンデーションの(正の)チキソトロピー
・ (正の)チキソトロピーとそのモデル
3.3 凝集構造のモデル
・ リキッドファンデーションにおける負のチキソトロピー
・ 負のチキソトロピーとそのモデル
・ ステップシェアレート試験とステップストレイン試験
・ 分散系のパーコレーションモデル
・ 分散系のフロックモデルとネットワークモデル
3.4 正負のチキソトロピーと正負のレオペキシー
・ 分散系レオロジーの非単調性の理由:正負チキソトロピーの同時発現
・ クラスターダイレーションのイメージ
・ 分散系レオロジーにおけるフロックモデルの展開
・ 構造の解明と検証は続く
4. サイコレオロジー
4.1 化粧品・スキンケア製品の感触における「べたつき」の重要性
・ サイコレオロジーに期待されること
・ 20世紀におけるサイコレオロジー:残された課題
4.2 サイコレオロジーの基本
・ サイコレオロジーと因果関係
・ 擬似相関と擬似サイコレオロジー
・ サイコレオロジーの要件
4.3 べたつきの定量評価
・ べたつき性の計測手法
・ ファンデーションのべたつき性の定量評価
・ 化粧水のべたつきの定量評価
・ 化粧水のべたつきと肌上の電解質の影響の評価
・ 乳液のべたつきの定量評価
・ 化粧水と乳液におけるべたつきタイミングの違いとは
4.4 泡のクリーミーさの定量化
・ 泡粘度の計測手法
・ 求める密度の泡を作成する手順
・ 泡立て試験と泡密度測定
・ 泡の作成と泡粘度測定
・ 泡粘度と泡のクリーミーさの関係
4.5 泡の触感と質感の間の関係性
4.6 今後の展望
・ サイコレオロジーとサイコトライボロジー
・ 肌の上のより広範な物理現象と感触の因果構造の解析へ
【質疑応答】