ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法【LIVE配信】
~基礎理論から測定技術まで~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

【アーカイブ配信受講:1/20(月)~1/27(月)】を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
ぬれ性【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年01月17日(金) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
大阪公立大学大学院 生活科学研究科 教授 博士(理学)
/(株)イロラボ 代表取締役 酒井 英樹 氏
【ご専門】居住安全人間工学

【ご経歴】
1996年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。理学博士。
早稲田大学理工学部助手,大阪市立大学生活科学部講師,准教授,教授を経て2022年より現職。2024年株式会社イロラボ設立、代表取締役。
【ホームページ】http://researchmap.jp/sakai_hideki/, https://iro-lab.com/
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
----------【当日のテキスト資料について】----------
・資料付(PDFデータでの配布)
 ※紙媒体での配布はございません。
 ※セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

----------【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】----------
1)Zoomを使用されたことがない方は、→こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては→こちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

----------【アーカイブ受講について】----------
【アーカイブ配信受講:1/20(月)~1/27(月)】を希望される方は、
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講座の内容
受講対象・レベル
・若手技術者
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありませんが、表面張力や液体の接触角の測定装置を使ったことがない場合は,事前に一度触っておかれることをお勧めします。
習得できる知識
・ぬれ性の基礎知識が身につく。
・接触角測定のコツがわかる。
・測定値を正しく解釈できるようになる。
・ぬれ性の制御法の考え方がわかる。
趣旨
 素材表面を濡れやすくしたり、濡れにくくしたりする技術は、さまざまな分野で必要とされ、また、問題になっています。本セミナーでは、濡れる、という現象を理解するために必要な知識を、基礎の基礎から徹底的に解説します。そして,理論に基づいた素材のぬれ性の測定法、評価法を解説します。さらに,ぬれを上手に利用するには、どうすればよいか、その考え方をお教えします。
プログラム

1. ぬれの基礎
 1-1. ぬれとは何か
  (1)用語解説
  (2)表面・界面張力の原理
  (3)ぬれは熱力学的な現象である
  (4)表面・界面張力の熱力学的な定義
  (5)単位のはなし
  (6)液体の表面張力の測定法
 1-2. どうしてぬれたり,ぬれなかったりするのか
  (1)ぬれるための条件
  (2)付着ぬれ、拡張ぬれ、浸漬ぬれ
 1-3. ヤングの式とラプラスの式
  (1)ヤングの式の意味
  (2)ラプラスの式の意味
  (3)液滴の形状を考える

2. ぬれ性の測定と評価
 2-1. さまざまな接触角
  (1)複合面のぬれ(カシーの式)
  (2)凸凹面のぬれ(ウェンゼルの式)
  (3)気体の吸着と液体の吸着(ウェンゼルの式の破綻)
  (4)超はっ水の発現は難しい
  (5)各種接触角のまとめ
 2-2. 表面とは何か
  (1)金属の表面
  (2)高分子の表面
  (3)接触角の文献値はアテにならない
 2-3. 接触角の二大測定法
  (1)ウィルヘルミの吊り板法(垂直板法)
  (2)液滴法(静滴法)
  (3)接触角が0度のときはどうするか?

3. ぬれ性の分析法と応用例
 3-1. なぜ表面自由エネルギーの理論が必要なのか?
  (1)モデル化の功罪
  (2)分子間力の種類
 3-2. 表面自由エネルギーに基づく表面分析法
  (1)フォークスの式
  (2)分散成分の測定法
  (3)拡張フォークスの式
  (4)バナスの酸・塩基の式  
 3-3. ぬれのさまざまな利用法
  (1)ぬれ性の制御の考え方
  (2)フッ素がもてはやされる理由
  (3)さまざまな利用法
  (4)ぬれ色の測定
  (5)今後の方向性

【質疑応答】
 

キーワード
ぬれ性、濡れ、表面張力、界面、接触角、測定、評価、セミナー、講演
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