残留応力の発生メカニズムの考察や、そり変形の低減をめざしましょう!

プラスチック射出成形過程の可視化とソリ変形予測技術【アーカイブ配信】

こちらは1/24実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
射出成形ソリ【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2025年01月27日(月)
配信終了日
2025年02月10日(月)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
金沢工業大学 工学部 機械工学科 教授 工学博士 山部 昌 氏
金沢工業大学 ものづくり研究所 所長を兼務

1979年 : 東北大学 工学研究科 修士課程 修了
1979年 : 日産自動車(株) 入社
1996年 : 金沢工業大学に着任
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ・3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは1/24実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
初心者・中級者向け、樹脂射出成形技術に携わる研究者、樹脂による部品でトラブルを経験しているので、その未然防止を学習したい人、CAE解析を自社内でもっと有効に活用したい人など
趣旨
射出成形品はその成形過程の履歴(流動・固化)により、高分子鎖が強く配向し、このために離型後に変形が生ずる。ここではその挙動を可視化し、メカニズムを明らかにするとともに、残留応力を定量化する実験的手法を紹介する、 また流動解析(CAE解析)によるそり変形解析の精度低下要因とも関連つけて述べる。
プログラム

1.はじめに 
2.射出成形CAE解析とは 

  2-1.射出成形CAEの現状
   2-1-1.流動解析
   2-1-2.流動解析と伝熱解析
   2-1-3.ソリ変形解析
3.射出成形品のソリ発生要因
  3-1.ソリ発生要因
   3-1-1.熱要因 
   3-1-2.流動要因
   3-1-3.ソリ解析精度低下要因
  3-2.解析精度向上のために
   3-2-1.成形品の物性測定(熱ひずみ測定)
   3-2-2.線膨張係数の算出
   3-2-3.線膨張係数の予測方法
   3-2-4.成形品の物性測定(分子配向度)
   3-2-5.線膨張係数と分子配向度
   3-2-6.線膨張係数の異方性と分子配向度
4.金型内可視化実験
  4-1.実験装置概要 
   4-1-1.可視化原理
   4-1-2.可視化金型構造
   4-1-3.PIV法
  4-2.可視化実験  
   4-2-1.板厚方向可視化観察結果
   4-2-2.可視化観察からの知見
  4-3.可視化実験と流速分布 
   4-3-1.流速分布とせん断力 
   4-3-2.せん断ひずみエネルギーの算出方法
5.ソリ解析精度向上への取り組み
  5-1.分子配向度と線膨張係数比
   5-1-1.線膨張係数の定義
   5-1-2.解析モデルと解析結果の評価 
  5-2.固化層の成長と流動解析 
   5-2-1.固化層の成長測定結果  
   5-2-2.固化層成長を考慮した流動解析
6.ガラス繊維含有品のソリ変形挙動 
  6-1.リブ付平板でのソリ変形挙動
   6-1-1.繊維有無によるソリ変形の差異実験と結果
  6-2.ガラス繊維の配向測定
   6-2-1.X線CTと画像処理技術を駆使した配向測定
7.いろいろな可視化画像の紹介 
  7-1.ゲート部の樹脂流れ
  7-2.ウェルド部の樹脂流れ
  7-3.シボ部の樹脂流れ
  7-4.金型界面の樹脂挙動
  7-5.インサート品の樹脂流れ
  7-6.流動中のガラス繊維配向観察
  7-4.発泡成形における気泡成長

キーワード
高分子材料,応力解析,残留応力,粘弾性,可視化,オンライン,WEBセミナー
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索