アミン系、酸無水物系、フェノール系、イミダゾール系、ポリチオール系、、、

エポキシ樹脂の基礎および各硬化剤の使い方・選び方【アーカイブ配信】
~エポキシ樹脂配合を設計するにあたって有用な分析法、評価法、硬化剤別の用途、安全性について~

こちらは11/22実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
エポキシ樹脂【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2024年11月25日(月)
配信終了日
2024年12月06日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
溶解技術(株) 代表取締役 博士(工学) 柴田 勝司 氏

【専門】
エポキシ樹脂、複合材料リサイクル技術

【略歴】
 1980年 京都大学 工学部 合成化学科 卒業
 1980年 日立化成工業(株) 入社
 1981年代~2014年 日立化成工業(株)の研究所に在籍
 2014年 博士(工学)取得 熊本大学
 2015年 日立化成(株) 定年退職
 2016年 溶解技術(株) 設立
 2019年4月 名古屋大学客員教授を兼任
 2022年3月 名古屋大学客員教授を退任

【研究歴】
 1980年代 プリント配線板用エポキシ樹脂
 1990年代 エポキシ樹脂接着フィルム
 2000年以降 熱硬化性樹脂複合材料リサイクル技術
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・こちらは11/22(金)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにセミナー資料、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
エポキシ樹脂を扱われている方
エポキシ樹脂をこれから扱う予定の方
必要な予備知識
高校程度の化学の知識
習得できる知識
・エポキシ樹脂の種類と製造法
・硬化剤の種類と用途
・変性剤と添加剤
・エポキシ樹脂並びに硬化物の評価法
・エポキシ樹脂、硬化剤の安全性
趣旨
エポキシ樹脂はこれまで主流であった土木建築、接着剤、電気絶縁材などの用途に加えて、自動車用、航空機用などにも用途が広がり、世界での生産量も拡大している。 特にエポキシ樹脂と炭素繊維を用いたCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics) は、電気自動車、燃料電池自動車、洋上風力発電機など、用途が大幅に広がっている。しかしながら、エポキシ樹脂硬化物の物性は、用いる硬化剤によって大きく左右されるため、それぞれの用途に相応しい樹脂設計は、非常に困難になっている。本セミナーでは、エポキシ樹脂並びにその硬化剤の基礎的な知識だけではなく、エポキシ樹脂配合を設計するにあたって有用な分析法、評価法、硬化剤別の用途、安全性などを、具体例を挙げて詳説する。
プログラム

1. 緒言
 1.1 エポキシ樹脂の定義
 1.2 エポキシ樹脂の歴史
 1.3 世界の需要
 1.4 他の樹脂系との比較
 1.5 エポキシ樹脂の特徴
 1.6 エポキシ樹脂配合の特殊性

2. エポキシ樹脂
 2.1 エポキシ樹脂の分類
 2.2 汎用エポキシ樹脂
 2.3 特殊エポキシ樹脂

3. 硬化剤
 3.1 アミン系
 3.2 酸無水物系
 3.3 フェノール系
 3.4 イミダゾール系
 3.5 ポリチオール系

4. 硬化促進剤
 4.1 アミン系
 4.2 イミダゾール系
 4.3 紫外線(UV)硬化用
 4.4 電子線(EB)硬化用

5. 変性剤,添加剤
 5.1 エラストマー
 5.2 難燃剤
 5.3 カップリング剤
 5.4 無機充填材
 5.5 希釈剤

6. エポキシ樹脂,硬化剤の評価法
 6.1 赤外分光法 (IR)
 6.2 核磁気共鳴法 (NMR)
 6.3 高速液体クロマトグラフィ (HLC)
 6.4 ゲル浸透クロマトグラフィ (GPC) 

7. 硬化性の評価法
 7.1 ゲル化時間
 7.2 赤外分光法 (IR)
 7.3 示差走査熱量計 (DSC) 

8. モデル化合物による反応解析
 8.1 モデル化合物とは?
 8.2 モデル化合物の選定
 8.3 HLCによる反応解析
 8.4 NMRによる生成物の同定

9. 硬化物の評価法
 9.1 無溶媒ワニスからの樹脂板の作製
 9.2 溶媒含有ワニスからの樹脂板の作製
 9.3 機械的性質
  ・引張試験,曲げ試験
  ・衝撃試験
  ・硬さ試験
  ・粘弾性解析 (VEA)
 9.4 熱的性質
  ・熱機械分析 (TMA)
  ・熱重量分析 (TGA)
  ・熱伝導率
 9.5 電気的性質
  ・電気絶縁性
  ・絶縁破壊電圧
  ・誘電率,誘電正接
 9.6 耐薬品性
  ・吸水率
  ・耐酸アルカリ性
  ・耐溶剤性
 9.7 耐燃性
 9.8 熱分解ガスクロマトグラフィ質量分析 (Py-GC-MS)
 9.9 解重合生成物分析-HLC,NMR,GC-MS 

10. 各種硬化剤の用途
 10.1 アミン類
 10.2 カルボン酸
 10.3 酸無水物
 10.4 フェノール類

11. エポキシ樹脂,硬化剤の安全性
 11.1 人体有害性
 11.2 環境汚染性
 11.3 安全データシート (M)SDS

12. 結言
 12.1 結論
 12.2 今後の課題

キーワード
エポキシ樹脂,硬化剤,アミン系,難燃剤,添加剤,エラストマー,セミナー,研修,講演
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