様々な産業で利用されているスラリーの取り扱いに関する知識は高校や大学にて学ぶ機会は皆無に等しく、現場に出てスラリーに触れたことをきっかけに、独学で学ぶことがほとんどであり、体系的な知識の習得は難しいと考えられます。
スラリー中の粒子分散・凝集状態を評価する手法の基礎から、電極やセラミックスの材料を事例として紹介します!

スラリー中粒子の分散・凝集状態制御と評価技術【LIVE配信】
-電極やセラミックスの材料を事例に-

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー概要
略称
スラリー【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年03月11日(火) 13:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
法政大学 生命科学部 環境応用化学科 助教
法政大学 大学院 スラリー工学研究所 研究員(兼務)博士(理工学)
北村 研太 氏

【ご専門】
粉体工学、化学工学

【受賞歴】
・第11回 新化学技術研究奨励賞 受賞
 (公益社団法人新化学技術推進協会より)
・一般社団法人粉体工学会 2022年度 春期研究発表会 BP賞 受賞
 (一般社団法人粉体工学会より)
・日本粉体工業技術協会奨励賞 研究奨励賞 受賞
 (一般社団法人日本粉体工業技術協会より)
上記他 3件の受賞
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
演習を予定しておりますので、紙と筆記用具をお手元にご用意ください。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
スラリーを取り扱う研究・開発職、製造職に携わる2~3年の若手技術者や新人の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・液中粒子の分散凝集状態を支配する因子の基礎知識
・分散状態評価手法に関する基礎知識
・上記の知識を実際のスラリーにどのように適応するのかを理解できる
趣旨
 液中に粒子を分散させたスラリーは電極やセラミックスの製造、化粧品や塗料などの製品、排水処理など様々な産業で利用されている。このようなスラリーを扱う分野ではスラリー中粒子の分散・凝集状態を各々の用途にあわせて最適化することが求められる。一方でその制御、および評価は容易でなく、多くの製造現場において苦戦が強いられているのが実状ではないだろうか。
 これらに対し、様々な産業で利用されているスラリーの取り扱いに関する知識は高校や大学にて学ぶ機会は皆無といってもよい。その結果、現場に出てスラリーに触れたことをきっかけに、独学で学ぶことがほとんどであり、体系的な知識の習得は難しいと考えられる。
 そこで本講座では、スラリー中の粒子分散・凝集状態を左右する因子と、粒子分散・凝集状態を評価する手法について、その基礎の基礎から解説する。そしてこれらの知識を用いておこなった応用例の紹介を通し、スラリー中粒子の分散・凝集状態の制御、及び評価についての考え方を習得する。
プログラム

1. はじめに
   1-1. スラリー中粒子の分散・凝集とは
   1-2. なぜ分散・凝集制御が重要なのか
   1-3. 分散・凝集制御をおこなう上で抑えなくてはいけない二つのこと

2. 分散・凝集に関わる因子
   2-1. 全相互作用ポテンシャルエネルギー
   2-2. 粒子間距離
   2-3. 粒子間相互作用
   2-4. 粒子濃度・分散剤・その他添加剤に対する考え方

3. スラリー評価の方法
   3-1. 粒子径の測定
   3-2. 沈降試験
   3-3. レオロジー特性の評価
   3-4. パルスNMR
   3-5. 添加剤(分散剤やそのほか添加剤)の吸着量測定

4. 学んだ知識で解く分散・凝集メカニズムのケーススタディ
   -電極やセラミックスの材料を事例に-


【質疑応答】

キーワード
スラリー,分散,凝集,電極,セラミックス,評価,セミナー,講演,研修
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