★フラワー・グリーンビジネス市場を徹底解説!
★最新の花き、緑化研究について専門家が詳述!
★コロナ渦で変化した新しい花き流通と将来展望を解説!
【研究・開発編】
第1章 染色体解析および倍数体を利用したラン科園芸植物の最新の育種
1 染色体解析を利用した育種
1.1 染色体解析の手法
1.2 デンドロビウム育種へのGISHの利用
2 2n配偶子を利用した倍数体育種
2.1 2n配偶子の解析方法
2.2 2n配偶子の形成経路
2.3 エピデンドラムの2n配偶子形成
第2章 アブラナ科作物へのゲノム編集技術の利用
1 はじめに
2 アブラナ科作物の類縁関係とそのゲノム構造
3 ゲノム編集を利用した遺伝子変異導入
3.1 Brassica napus(セイヨウナタネ)
3.2 Brassica oleracea(ブロッコリー,キャベツなど)
3.3 その他のアブラナ作物でのゲノム編集例
3.4 オルガネラ遺伝子をターゲットとしたゲノム編集の例
4 形質転換フリーのゲノム編集技術とは
5 おわりに
第3章 地中熱ヒートポンプと局所温度管理による花き周年生産システム
1 はじめに
2 地中熱を活用した局所温度管理システムの構築
2.1 システムの概要
2.2 導入コスト
2.3 運転性能評価(冷房時のみ記載)
3 シクラメンとガーベラでの実証栽培
3.1 シクラメン
3.2 ガーベラ
4 おわりに
第4章 薬用植物遺伝資源の保存と利用
1 薬用植物・生薬・漢方薬について
2 植物の遺伝資源保存
3 薬用植物の生息域内(in situ)保全
4 薬用植物の生息域外(ex situ)保全
4.1 Field genebank
4.2 組織培養による増殖・保存
4.3 超低温保存
4.4 新しい超低温保存法~Cryo plate法~
5 今後の展望
第5章 社会的課題に対する植物の健康効果の活用
1 社会的課題における緑の健康効果の活用
2 勤務者のストレス緩和を目的とした植物の活用
2.1 オフィスの個人デスクへの植物設置効果
2.2 勤務後の園芸プログラムが勤務者の心理に与える効果検証
2.3 植物の効果を取り入れたテレワークやワーケーション
3 医療福祉施設における新しい植物の活用
3.1 病院における生花持ち込み
3.2 病院勤務者のストレスケアを目的とした植物の活用
3.3 高齢者施設におけるアクティビティとしての園芸プログラムの効果
4 植物の療法的効果を活かした新しい取り組み
4.1 植物を地域におけるコミュニティケアに活用する
4.2 ゼロ次予防を目的としたグリーンインフラ
5 予防医学に寄与する緑の健康効果
第6章 日本における官民連携によるグリーンインフラの推進
1 はじめに
2 グリーンインフラの捉え方
3 国内外のグリーンインフラを推進する動き
4 グリーンインフラ官民連携プラットフォーム
5 直近の官民連携に向けた現場の取組と制度面の対応
6 コロナ禍,脱炭素を踏まえたグリーンインフラへの期待
第7章 都市緑化の意義―「庭の時代」の到来―
1 地球環境問題と都市緑化
2 花鳥風月
3 農家の庭の持続的なフラワーランドスケープ
3.1 農家の花の庭の植物
3.2 ローコスト,ローメンテナンスの維持管理
4 ガーデンシティの実践
第8章 屋上緑化の環境改善能の定量化と環境影響評価
1 はじめに
2 屋上緑化の主な分類と動向
2.1 屋上緑化の主な分類
2.2 日本における現状
3 屋上緑化の環境改善効果
3.1 ヒートアイランド現象の緩和,熱環境の改善
3.2 雨水の貯留・流出の遅延効果(洪水被害の予防)
3.3 CO2を含む大気浄化能
3.4 生物のすみかとしての役割
4 屋上緑化の環境への影響
4.1 セダム緑化の可能性
4.2 栄養塩類(肥料成分)の流亡
4.3 CO2を対象とした屋上緑化の環境影響評価
5 おわりに
【市場動向編】
第1章 フラワー・グリーン市場の推移・現状・展望
第2章 商品分野別市場動向
1 花きの市場動向
1.1 切り花
1.2 鉢もの類
1.3 花壇用苗もの類
1.4 球根類
1.5 花木等生産状況調査の概要
1.6 花木類
1.7 芝
1.8 地被植物類
2 葬儀用花市場の動向
3 輸入切り花市場の動向
4 グリーンビジネスの動向
4.1 造園工事
4.2 緑化事業
第3章 有力企業の個別動向
1 種苗メーカー
2 輸入商社
3 卸市場
4 小売
5 プリザーブドフラワー
6 生花祭壇
7 屋内緑化