プラ容器vs紙包装vsパウチ包装市場の現状と展望【書籍版】
~棲み分けから素材競合へ~

商品概要
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略称
プラ容器vs紙包装vsパウチ包装
商品No
bk2266
発刊日
2023年09月01日(金)
ISBN
978-4-911146-00-2
体裁
A4判 並製本 152頁
価格
82,500円 (本体価格:75,000円)
送料
当社負担(国内)
価格関連備考
【書籍版】82,500 円(税込)
【書籍+PDF版】99,000 円(税込)
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発行
サイエンス&テクノロジー(株)
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Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
著者
S&T出版 企画チーム
趣旨
現在、日本国内で流通するパッケージとしては、フィルム・シート、リジット容器、紙器、金属缶、ガラス瓶、プラスチックチューブなど多岐にわたっている。近年特に叫ばれてきたのが「地球環境へ配慮するパッケージ」や「資源保護を促進するパッケージ」への高い意識を持つこと。東南アジアの場合は、まだそうした意識がやや立ち遅れている感があるが、日本の場合はかなりの加速度でそれらに対する取り組みが進められている。
 一方では、食品ロスの低減や包装材としての利便性の追求、パッケージ内容物の品質保持期間の延長要求なども、ニーズとして非常に大きなうねりとなっている。地球環境全体がかつてないスピードで温暖化へと向かうことで、日本の気候も大きく変化し、夏場などはあたかも亜熱帯のような様相を呈している。そのため高温・多湿という気候から製品(パッケージ内容物)を保護するために、包装材料の変化が多くの食品・非食品分野で起きている。
 このように現在の日本は、環境対応を最優先として考えなければならないパッケージと、内容物保護(食品ロス防止や賞味期限延長など)を最優先として考えなければならないパッケージを、同時に想定する、あるいはあえてどちらかに舵を切らなければならないという局面になっている。
 ただ、これら両要素を同時に満たすパッケージというものは、残念ながら現時点では示されていない。欧米の場合は、特に包装材料のサプライヤー(フィルム・シートメーカー及びコンバーター)を中心に環境対応包材の開発が活発化し、最近の一つの潮流として「モノマテリアルパッケージ」がある。これは同一素材からなるパッケージを採用することで、リサイクルなどし易くし、地球環境にかかる負荷を減らそうとするもの。ただ弱点もあり、同一素材を組み合わせるため、どうしてもバリアー性に限界がある。欧米市場の考え方としては「それでもモノマテリアル化は推し進めるべき」ということで一致しているようだ。
 日本の場合は、特にエンドユーザーから聞こえてくるのは「モノマテリアルパッケージは、まだピンとこない。最優先すべきはフードロスの低減であり、そのためには内容物保護の強化による賞味期限延長などを行うべき」というもの。
 本レポートは、そのような日本市場の中で食品、非食品の多くの用途別にどのようなパッケージ素材が採用され、それぞれがどのように競合しているのかをアイテム別に整理した。また主要なエンドユーザーの、包装材料に対する代表的な施策を紹介している。

2023年8月
S&T出版株式会社
書籍の内容

収録年月(第1章、第2章)
2021年推定、2022年推定、2023年見込予測(需要量または販売量)
第1章各包装需要量は2020年も掲載


第1章 素材別パッケージの市場動向   1
1.プラスチックシート・ボトル・紙器・金属缶の市場動向   1
1.1 スチレン系シート   1
1.1.1 PSPシート   1
1.1.2 HIPSシート   4
1.1.3 OPSシート   7
1.1.4 耐熱PS発泡シート   9
1.2 PP系シート   12
1.2.1 透明PPシート   12
1.2.2 PPフィラーシート   14
1.2.3 耐熱PP発泡シート   17
1.2.4 EVOH系PP多層バリアーシート   19
1.3 PET系シート   21
1.3.1 A-PETシート   21
1.4 飲料用PETボトル   24
1.5 多層バリアーボトル   30
1.6 チルド飲料プラカップ   32
1.7 紙器   34
1.7.1 液体紙容器   35
1.7.2 飲料用紙カップ   38
1.8 飲料缶   41
1.8.1 スチール飲料缶   41
1.8.2 アルミ飲料缶   44

2.パウチ(軟包装)・チューブの市場動向   46
2.1 詰替えパウチ   46
2.2 スパウトパウチ   48
2.3 フィルムタイプ・バッグ・イン・ボックス   51
2.4 食品用口栓付きパウチ   53
2.5 業務用チャック袋   56
2.6 押出チューブ   58

第2章 主要食品・非食品のパッケージ形態別採用動向   62
1.清涼飲料   63
1.1 コーヒー飲料、茶系飲料、紅茶飲料   63
1.2 炭酸飲料   64
1.3 果汁飲料   65
1.4 野菜飲料   66
1.5 スポーツドリンク   67
1.6 ミネラルウォーター   68

2.牛乳・乳飲料   69
2.1 牛乳、加工乳、乳飲料   69
2.2 発酵乳   70
2.3 乳酸菌飲料   71

3.酒類   72
3.1 日本酒   72
3.2 焼酎   73
3.3 果実酒   74
3.4 スピリッツ、リキュール   75

4.農産加工品   76
4.1 野菜惣菜   76
4.2 漬物   77
4.3 ジャム   78
4.4 スプレッド   79
4.5 はちみつ   80

5.水産加工品   81
5.1 辛子明太子   81

6.乳油製品   82
6.1 マーガリン   82
6.2 バター   83
6.3 クリーム   84
6.4 練乳   85

7.調味料   86
7.1 マヨネーズ   86
7.2 半固形ドレッシング   87
7.3 液状ドレッシング   88
7.4 ドレッシングタイプ調味料   89
7.5 ケチャップ   90
7.6 食用油   91
7.7 醤油   92
7.8 みりん   93
7.9 味噌   94
7.10 食酢   95
7.11 ソース   96
7.12 つゆ   97
7.13 たれ   98

8. 育児用食品   99
8.1 ベビー飲料   99

9.デザート、冷菓   100
9.1 ドライデザート   100

10.洗剤   101
10.1 衣類用洗剤   101
10.2 ドライクリーニング洗剤   102
10.3 衣類用柔軟剤   103
10.4 衣類用漂白剤   104
10.5 洗濯糊   105
10.6 キッチンクリーナー   106
10.7 風呂用洗剤   107
10.8 風呂用防カビ剤   108
10.9 トイレ用洗剤   109
10.10 住居用クレンザー   110
10.11 住居用クリーナー   111
10.12 靴用クリーナー   112

11.インバス用品   113
11.1 シャンプー   113
11.2 リンス   114
11.3 トリートメント   115
11.4 入浴剤   116
11.5 石鹸・ハンドソープ   117
11.6 ボディソープ   118
11.7 洗顔料   119

12.化粧品   120
12.1 頭髪用品   120
12.2 ヘアーセット   121
12.3 パーマ、縮毛修正   122
12.4 染毛剤   123
12.5 シェービング剤   124
12.6 化粧水   125
12.7 芳香剤   126

13.メディカル   127
13.1 輸液   127

14.産業材料   128
14.1 農薬   128
14.2 肥料   129
14.3 飼料   130
14.4 接着剤   131
14.5 ワックス   132

第3章 主要エンドユーザーの包装材料に関する対応   133
1.アサヒ飲料   133
2.味の素   134
3.伊藤園   135
4.大塚製薬   136
5.亀田製菓   137
6.キッコーマン   138
7.キユーピー   139
8.キリンビール   140
9.サントリー   141
10.J-オイルミルズ   142
11.日清食品   143
12.日本ハム   144
13.ブルボン   145
14.明治   146
15.森永製菓   147
16.ロッテ   148
17.資生堂   149
18.無印良品   150
19.ユニ・チャーム   151
20.ライオン   152

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